MISSION

鍼灸業界の課題と私たちの使命

鍼灸業界の課題

「東洋医学ってイマイチよくわからない。」「いったいどう使うんだろう⁉」「伝統医学って聞こえはいいけれど、実際は古典の内容は難しくて意味不明だし診断も治療も結局はセンスがないと無理。」…と。
これが今の伝統派の鍼灸業界に起きている敬遠されている現実です。
そもそもこんな現状を引き起こしてしまっているのには学校で学ぶレベルと臨床現場レベルの乖離から始まり、個人的に独学しようにも巷に溢れている本の大半が過去に記述された内容をコピペしただけのものやその劣化版であること繋がりの見えない分断された考え・知識に加え、勉強会に参加しても説明は単なるテキストの棒読みでその上理屈と実践がかみ合っていないという矛盾。
メインの治療はというと治療家自身のセンスやカンに頼った主観的な方法になってしまっているのです。
これはもはや業界が停滞するのも、学習者が離脱するのも当然だと言えるのではないでしょうか?

ASCAの取り組み

鍼灸技術創造会ASCAはこの様な現状を打破すべく先人たちの残した軌跡(口伝・骨太の本・資料・技法など)をその本質は崩さずに賛同していただける同志の治療家たちとともに、もっと今の時代に合った共有できる財産としてアップデートし、一つでも多くの遺産を継承していけるようにするために立ち上げた組織です。
そのためには、わかりやすく理論をかみ砕いて、思考のプロセスを明確にしシンプルに仕上げることで頭にインプットしやすくし、医療をノーリスクで安心して受けられる心地良い手法を採用し、信頼を勝ち得ることのできる即効性とアウトプット治療となるシステム化された次世代に繋がる発展性ある治療法の確立を目指しています。